男梅

ストーリー 男梅蔵伝

「男梅蔵伝」それは、梅干しを極めし者の終わりなき物語。

物語の主人公は、男梅蔵。己を磨き、一心不乱に信ずる道を突き進む、孤高なる梅干しの求道者。

男梅蔵 己を磨き、一心不乱に信ずる道を突き進む、孤高なる梅干しの求道者。 「梅干しの、その先へ。」が信念。味、力、愉しみ方、匠の技、新たな型…あらゆる面で梅干しを超えて、限りなく成長し続けるために、厳しい修行に打ち込み、己を磨き続けている。硬派な職人肌で、潔い性格。めったなことでは動じない。寡黙で、多くは語らない。行動で、背中で、示す。人には媚びないが、人に慕われる。心の内には、秘めたる熱い情熱を持っている。座右の銘は、「雪に耐えて梅花麗し。」
男ちび蔵 いつか必ず親父を越える。その思いを胸に根性貫き、日々是修行に励む、梅干しの継承者。親父である男梅蔵に憧れその背中を追いかけている。まだ修行の道半ばのため、おっちょこちょいでお調子者な部分があるが、人を愉しませることが好きなムードメーカーな一面をもつ。親父と同様に、心の内には、情熱を持っている。座右の銘は、「梅は蕾より香あり。」

序章

梅の花が美しく咲き乱れる、とある地。人々は、梅を愛し、慈しみ、共に生きてきた。そんな地で生を受けた「男梅蔵」。日々黙々と修行を重ね、己を磨き、その顔に刻まれていく名誉の皺たち。ついには、逞しき「梅干しの求道者」と成った。男梅蔵の想いと技を込めた「男梅」は、一粒のキャンデーを皮切りにさまざまな形となって人々に広まり、愛されていった。

新章

〜梅干しのその先へ〜

男梅蔵は、一心不乱に、梅干しの神髄を磨き続けてきた。濃厚な味わい。心が奮い立つような力強さ。自由な愉しみ方。匠の技。そして、新しい型。

だがしかし、外の世界には、その神髄を知らぬ人々が、数多くいると聞く。

「世の誰もが知る梅干しには、まだ遠く及ばぬ…。」

男梅蔵は決意した。今こそ、男梅の信念を、掲げよう。男梅の魅力を、届けよう。男梅の未来を、咲かせよう。そして、名実ともに梅干しを超えていこう、と。

初夏、梅の実が収穫される豊かな季節…赤く染まった朝焼けの頃。

男梅蔵は、風吹く丘の頂で、ただただ示した。静かに未来を指す、一本の指。力強く信念を掲げる、一本の旗。

梅干しの、その先へ。

梅志掲旗 梅干しの、その先へ。男梅の信念を掲げ、誇り、誓う旗。 梅酢で染まった、渋梅色の旗。合言葉「梅干しの、その先へ。」と「男梅5つの心得」が描かれている。男梅蔵は、この旗を各地で掲げながら、布教の旅を続けている。

共鳴し、歓喜する人々。男梅蔵は、ただ真っ直ぐな眼で、外の世界から昇る朝日を見ていた。

この先に待ち受ける、高い壁を、知る由もなく…